どうしてなの?両親に家の購入を口出しされる理由と対処法まとめ

家族 新築 

この記事は次のような人に向いています:親に家の相談をする前の人・相談をした人

親に家の購入を相談・報告する理由

なぜ親に相談するかと言えば、

■両親との関係が悪化しないように、顔を立てるつもりでマイホーム購入という大きなイベントを事前に相談する

■お金をもらう、借りるなどの経済援助を見込んで、マイホーム購入前に相談する

というのが一般的な理由です。

自分にとって最も近しい存在であるご両親に、ざっくばらんに「少し資金援助をしてほしい」「住宅ローンを借りるために、自動車ローンを返済するお金を貸してくれないか」

等の相談をするのはアリですよ。

そんなことで、親子の関係は壊れるものではありません。

援助を期待または必要としているのであれば、両親は最も頼りになる存在です。

他にも

■共働き前提で家を買うので、子どもの面倒を見てもらいたいから親に相談

なども最近では珍しくありません。

上記の理由だと、奥さんのご実家近くに自然とエリアが絞られてくることになります。

親からマイホーム購入に口出しや反対される理由

反対される親御さんのお話を聞いた経験をまとめると、下記のような気持ちが、反対という意思表示になってしまうようです。

  • マイホーム購入で子どもに失敗してほしくない
  • まだ早すぎるのではないか、不動産屋に騙されちゃいないか
  • 頭金や貯金もないのに危険すぎる
  • 大金を借りてまで家を建てるのは危ない
  • あなた達には無理に決まっている
  • とにかくけしからん!!
  • 大金を借りてまで家を建てるのは危ない
  • できれば、もっと私たちの近くに住んで欲しい(隠れた本心)

など、基本的には大事なお子さんに失敗してほしくないという気持ちが大きいかと思います。

そうなると、「とりあえず現状維持で良い」という方向になり、”マイホーム購入反対”となってしまうのかなと感じます。

友人・知人・親戚に相談だと、傾向はさらに顕著で

「自分のせいで失敗したと思われたくない。責任問題になったら大変だ。」

という意識が強くなるのか、

「焦って買う必要はないんじゃないの?」

と言われてしまうこともしばしば。

毒親の存在

マイホーム購入の反対をする親御さんには”毒親”と呼ばれる方が一定数いらっしゃる気がしてならないのです。

「とにかくお前たちでは無理。ダメだ」

といったお子さんへの否定が目立ちます。

毒親は子どもをコントロールします。

小森谷

私には大人になってからも毒親に悩む仲間がおり、そのため毒親に関しての相談は多少の経験があります。

下記は私が読んだことのある毒親本の一部です。

毒親は子どもをいつまでもコントロール・支配しようとします。

リンク:毒親の棄て方: 娘のための自信回復マニュアル スーザン フォワード (著)  不幸にする親 人生を奪われる子供  ダン・ニューハース (著) 母がしんどい 田房 永子 (著)

引用:https://www.amazon.co.jp/より

客観的に見て、反対の理由が「なるほど一理ある」というものであれば毒親ではありません。

ですが、明らかに子どもをコントロール・支配することに主眼を置いているパターンが毒親です。

子ども=自分の所有物と思っているのが毒親。

念のため思い出してみてください。

子どもの頃から言うことを聞かなければ、最後に言われる親からの切り札ワードは「あんたのことは一切面倒みない、お金もあげない、助けてやらない」

極端に世間体を気にしていて、外面が良いが家では褒めてくれた覚えがない。謝ってもらったこともない。「あれはするな、私が勧めるこれをやりなさい」「私の言う通りやらなかったから失敗したんだ」

ちょっと親と疎遠な距離を取ると「私はあなたがいないと死んでしまう。助けて、1人にしないで。」「私のことなんてどうでも良いんでしょ、だったらもう野垂れ死にしてやる」

何か少しでも秘密にするプライベートがあれば、「どうして隠し事するの?お母さんを信頼していないの?話してちょうだい」

「あなたのことを本当に思っているのは親だけ。他人はあなたのことなんて大事にしない。だから私の言うことを聞きなさい」

こういうことをずっと言われ続けて生きてきたのなら、あなたの親は毒親かもしれません。

「稼ぎも少ないし、家を買っても上手くいくわけがない!」

毒親はとにかく否定して自信を失わせるのに長けています。

毒親の場合、反対する理由を突き詰めると

「自分の老後が1番大事、しっかり子どもに見てもらわないと困る。」

「あの子は私がいないと何もできない。それなのに私抜きで勝手に家を買う計画なんて、気に入らない。」

「うちが金を出してやるんだから、言うことを聞いてもらわないと困るんだよ」

等々、お子さんの幸せよりも毒親自身の幸せにスポットが当たっているようなケースが該当します。

そういうことを1番分かっているのは、言われたお子さんです。

毒親にとって、家を買うというのだけが否定の対象なのではありません。

自分の虫の居所が悪ければ、自分の意見を曲げてでも否定してきます。(ちなみに、矛盾やミスを指摘すると「そんなことは言ってない!」と逆ギレされます)

ありとあらゆる事を否定され続けてきたために、私のとても優秀な友人は今でも自信が持てずにいます。

うーん、重い話になってしまいましたね。

毒親の反対がある場合は、まず親と距離をとることです。

そして、あなたの人生は自分で決めて良いと再認識すること。

ムリに親の考え方、価値観を治そうなどと思わないでください。

絶対に治せないばかりでなく、治せなかったことで自分が無能だと感じ、キズつきます。

反対された時の対処法

頭金や貯金もないのに危険すぎる

これについては時代認識の違いが大きく関わっていたりします。

住宅ローン 頭金 シミュレーション解説 住宅ローンは頭金が必要?→別に要らん。時代は変わった。

親御さんが住宅ローンを組んだ時代の金利は目が飛び出るような高金利でして、家の価格よりも銀行に払う利息の方が下手したら高くなるような時代です。

今と事情が大きく変わっています。

このケースでは、住宅ローンの支払い計画を見せてみたりすると「なんだ、これなら家賃と変わらない支払いで済むんだな。」となったりもします。

”まだ家を持つのは早い、大金を借りるのには反対だ”というケース

上記同様にしっかりと根拠を持ってご両親を安心させることができれば説得できることが多いでしょう。

ご両親が家を買った時代は、今と大きく常識が違います。

昔の常識を紹介します。

”頭金は最低でも2割ないとダメ”→ローンを貸してくれるのが頭金2割条件だったため、貯金が少ないだけで否定してくることもあります。

”高金利だから、どんどん繰上返済していかないと家の代金よりも利息が多くなってしまう”→住宅ローン地獄のようなイメージを持ってしまっている親御さんもいます。

今は常識が大きく変わりました。

”頭金が0円でOK”

”低金利のため、あえて返済を急がずともOKと、返済プランは多様化している”

あくまでも理性的に話せばわかってくれるはずです。

マイホーム購入で子どもに失敗してほしくない(現状維持)

この場合、”現状維持”に強い意識が働いているのと、明確な理由がないのでちょっと説得するのは厳しい印象です。

「なんで反対するの?ちゃんと納得できる理由を言ってよ」と頼んでも、ご両親の回答は腑に落ちないかもしれません。

本心はとにかく心配だから、反対しているわけです。

このケースでは、不動産屋さんに来てもらってご両親も一緒に説明を受けるとか、具体的な安心材料を提供するための時間を設けることも有効です。

騙されていないか?というご両親の心配にも対応できるでしょう。

ご夫婦は成人して今さら両親と行動するのは気が進まないかもしれませんが、今後の関係を重視するなら一考しましょう。

できれば、もっと私たちの近くに住んで欲しい(隠れた本心)

このパターンの厄介なところは、ご両親の本音がはっきり言ってくれないことも多いことです。

その場合、「あなた達のことを思って言っているんだから!」などと、大きく本音と違うことをご両親は言っています。

お父さん

私たちの老後のためにも、いずれは実家に戻ってもらうのに家を買うなどとは!!

というケースも十分あります。

まさか”自分たちのもっと近くに住めばOKだ”なんて事が最重要事項だとは思いませんよね?

反対の理由を明確に教えてもらいましょう。

実家との距離は今までの生活(通勤時間含む)との天秤にかけることになります。

※別の観点:親の干渉を避ける目的があるのなら、あえて距離を取るのを重視する家庭もあるでしょう。

夫婦は一生を共にします。
親御さんの要望を100%取り込むのは難しいですよね。

小森谷

我が家は・・・このケースかな笑

両親の顔を立てつつ、現実的な妥協範囲を探っていくのか、否かを考えましょう。

事後報告するだけの家庭は珍しくない

経験上、事前に相談したよりも、購入後または引き渡しが決まってから両親に報告する”事後報告”のケースが多いです。

こっちのルートをとるご夫婦の理由は色々とあります。

■完全に自立しているから相談する必要はないと思っている

■口出しされる、反対されるからあえて相談はしない

■自分たちの人生を自分たちで選んでいくのは当たり前

などの考えがあるでしょう。

実務で言いますと、契約してからのキャンセルとなると、少なくとも手付金の没収または違約金を支払ってのキャンセルですから数十万円~数百万円の金額が必要です。

お客さんは納得して契約しているので、キャンセルさせようとするならご両親が全て負担するしかありません。

できちゃった結婚と同じで、既成事実の強味が発揮されます。

それでも反対されることはあるかも知れませんが、事前に相談のケースよりも相当少なくなると思われます。

こちらの事後報告をする方には

「おふくろ、口出しするのなら、金も出してもらわないと筋が通らないぞ。俺は自分の責任でローン組んで払っていくんだ。そこまで反対されるのは納得いかないよ」とキッパリ言ったりする方もいます。

親御さんが「解約費用も負担するし、こちらの勧める家を買うのなら、全額出してやるぞ」と言ったにもかかわらず、息子さんは「一切要らない。だから口出しはしないでくれ。大丈夫、自力でやっていくから。」と仰る方もいます。

いずれにしても”親御さんの顔を潰す”のは避けた方が良いでしょう。

敬意をもって自分の意志をはっきり伝えれば、良い方向へ向かいます。

実家と家が遠くて不満そうでも、「休みの日は顔を出すからさ」とフォローを入れたりしましょうね。

親御さんからの資金贈与を期待するなら必ず事前相談

当たり前のことですが、「家買ってきたよ」といきなり言われて「はいどうぞ」でポンと数百万をくれる親御さんはまずいないでしょう。

親御さんからの資金が出れば、より理想的な立地の家が買えたり、住宅ローンの金利が有利になったりします。

そのためにも常日頃から両親とコミュニケーションをとって、事前にマイホーム購入の打診をしておくことが重要です。

まとめ

今回は”どうしてなの?両親に家の購入を口出しされる理由と対処法まとめ”というテーマで解説しました。

ちなみに、前職で勤めていたときの契約前キャンセル理由で最も多いのは「親の反対」でした。

それだけ多い事由ですから、親御さんへマイホーム計画を切り出すタイミングは重要です。

「親には敬意を持っているが、私たちの人生は自分で決める。」という考えでしたら、事後報告も主流ですので良いでしょう。

ただ、ご両親を不安にさせないためにも理由はしっかりと伝えることです。

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