住宅ローンと自動車ローン(マイカーローン)を合法的にまとめる唯一の方法。
- 2019年/12月/20日
- 2019年/12月/20日
この記事は次のような人に向いています:自動車ローン(マイカーローン)を借入れ中の方・カードローンを利用中の方
[say name="みみ" img="https://55smile.biz/wp-content/uploads/2019/08/5a832922bb7d603e273a02b39194f9d4.jpg"]合法的に、ってのがポイントだからにゃ。銀行をだまして余計にお金を借りて自動車ローンを返済する手口とかはNGだよ。[/say]
[say name="小森谷" img="https://55smile.biz/wp-content/uploads/2019/08/a9f357c06210fb5db7f2cfbf6762d5ec-e1567231372381.jpg" from="right"]このテーマはインターネットの世界でも噓や間違ったことが多い分野。この記事が参考になれば嬉しいです。[/say]
自動車ローンがあるとココが問題になる
その前に、自動車ローン・カーローンを既に組んでいる状態で住宅ローンを検討すると何が問題になりやすいのでしょうか?
ずばり、返済比率(=返済負担率)で問題が起きます。
結果的に、”ローン否決”となるか”ローン減額”となってしまいます。
※審査に通った場合も優遇金利(=金利の割引)が少なく、高めの金利で承認となることもあります。
[say name="小森谷" img="https://55smile.biz/wp-content/uploads/2019/08/a9f357c06210fb5db7f2cfbf6762d5ec-e1567231372381.jpg"]特に短期間の3~5年払いで自動車ローンを借りている場合、毎月の返済額が高めです。返済比率で問題が生じるため、希望の予算額までお金が借りられないお客さんがいます。[/say]
[card2 id="2431"]
【返済比率(=返済負担率)の意味】
返済比率→年収のうちの何%がローン関係で支出されるかを示すもの。
( 住宅ローン年間支払い総額+その他の借入年間支払い総額 )÷ローン申込する人の年収
自動車ローンを住宅ローンにまとめるメリット
自動車ローン分の残債を住宅ローンとまとめて借りることが出来た場合、以下のようなメリットがあります。
[list class="ol-circle li-accentbdr acc-bc-before"]
- 返済比率が小さくなり、住宅ローン審査が受けやすくなる。(希望の借入額にも届きやすくなる。)
- 高金利の自動車ローンから、低金利の住宅ローンに切り替えることで毎月の支払いが楽になる
- 返済期間の短い自動車ローンから、返済期間の長い住宅ローンに切り替えることで毎月の支払いが楽になる
[/list]
具体的にはカーローン300万円を5年払いですと毎月の返済が5万円です。(金利含めず)
これが35年住宅ローンに組み込めれば420回払いということなので、毎月の返済が7000円ちょっとで済むことになります。
返済期間を伸ばすことで返済比率が改善され、予算額を大きく伸ばすことができるんですね。
[say name="すばる" img="https://55smile.biz/wp-content/uploads/2019/08/70e183cf13277317cb6ad93b719b92ed-e1567387288921.jpg"]自動車ローンの残債分を借りれると、こんなにメリットがあるんだね。[/say]
自動車ローンから住宅ローンにまとめれば低金利のメリットが大きいですが、デメリットとして長期間の支払いとなるため利息が増えるケースもあり得ます。
住宅ローンと自動車ローン(マイカーローン)を合法的にまとめる方法
金融機関がホームページや資料等で紹介している住宅ローン商品の資金利用・使いみちに「カーローンの借り換え費用」「自動車購入資金」と書いてあればOKです。
多くの銀行では住宅ローンの使いみちに「自動車ローンの借り換え費用」を規定していません。
だからこういう銀行では自動車ローン分も住宅ローンとまとめて借りてしまうというのはご法度です。
悪い不動産会社が銀行を騙して、書類の改ざん等をして余分に資金調達を行っているため、こういうケースでは詐欺的行為として違法になることもあるでしょう。
逆に、銀行が資金用途としてOKだよと言っていれば全く問題ありません。
[say name="みみ" img="https://55smile.biz/wp-content/uploads/2019/08/5a832922bb7d603e273a02b39194f9d4.jpg" from="right"]確かにそれなら安心だにゃ。[/say]
プロの視点:自動車ローンはカードローンより対処しやすい
カードローン・キャッシングの借り換え費用まで貸してくれる銀行は非常に少なく、自動車ローンを借り換え費用を貸してくれる銀行の方が多いです。
自動車ローンは資金用途が明確です。
自動車を買うのは社会的に見ても至って普通なことですから、審査の上でもマイナスにはなりません。
何にでも使われかねないカードローン・キャッシングよりもまとめて貸しやすいのでしょう。
どこの金融機関で貸してくれるの?
埼玉県・関東エリアでもカーローン・自動車ローンを住宅ローンにまとめることが正式にできる銀行がいくつかあります。
ただ、何故かホームページに明記・記載が無いのです。
でも、間違いなく合法的に借りられることが分かっています。(実際うちのお客さんが借りてますし)
恐らく積極的にアピールしたい要素ではないのでしょう。
人によっては本当にありがたいローン商品なのですが
ちなみに、固定金利でも変動金利でもどちらも対応しています。
全国展開している金融機関ですから、どこのエリアでも使えると思われます。
他にも使いみち自由のローンを融資してくれる金融機関もあります。(当然審査はあります)
使いみち自由なので、消費者金融やキャッシング、その他の借金等にも使えます(事業性のある借金は不可)
具体的に知りたい方はLINE相談にて回答しています。
他の地域では公式にホームページに商品説明がされていますので、いくつかご紹介しますね。
リンク:近畿ろうきん 住宅プラス500 東邦銀行 スーパー住宅ローン「プラス7」 北陸ろうきん 住宅ローンまるっと500 東海ろうきん 住宅ローンとまとめトク みちのく銀行 みちのく快適ライフ 東北ろうきん change500
[say name="小森谷" img="https://55smile.biz/wp-content/uploads/2019/08/a9f357c06210fb5db7f2cfbf6762d5ec-e1567231372381.jpg"]ろうきんに限っては、カードローンと教育ローンも低金利でまとめて借りることができます。東邦銀行さんは自動車購入まで出来る。利用中の方は有力候補に上がるでしょう。[/say]
プロの視点:カードローンは自動車ローンよりも審査の目が厳しい
銀行のキャッシングなどでカードローンを借りているということは、「生活費が苦しいのでは?」と審査担当者の目に映ります。
当然、住宅ローン審査も厳しい結果になりがちです。
カードローンがある場合は、カードローンに寛容な金融機関を厳選する必要があります。
上記の”ろうきん”さんのような金融機関は、そういう方をあらかじめウェルカムする姿勢なのがわかります。
とは言っても、信用情報にキズがついてしまっているのでは話は別ですが。
審査については下記の記事も参考になるでしょう。
[card2 id="2510,3438"]
まとめ
今回は”住宅ローンと自動車ローン(マイカーローン)を合法的にまとめる唯一の方法。”というテーマで解説しました。
自動車ローンがあるから、住宅ローンを諦めないといけない・・・と悩んでいる方の参考になれば幸いです。
金融機関は、出来るだけ多くの方に融資をしたいと思っているところも多いのです。
自動車ローンがあっても、適切な金融機関に相談することで住宅ローンを無事に借りれるのです。
だから、マイホームを諦めないでくださいね。
もう1つのパターンとして、自動車ローンの借り換えを行って返済期間を伸ばす&より低い金利のところで借りることで住宅ローンの予算額を伸ばすことが可能です。
一般的に銀行では自動車ローンも住宅ローンも商品ラインナップがあります。
だからこの方法であれば多くの銀行で検討することができるというメリットがあります。
[say name="小森谷" img="https://55smile.biz/wp-content/uploads/2019/08/a9f357c06210fb5db7f2cfbf6762d5ec-e1567231372381.jpg"]うちだと、JAバンク(=農協)の自動車ローンで借り換えするお客さんが多いよ。金利が低めでオススメ。[/say]
リンク:JAバンク 農協の自動車ローン
下記よりLINEでお気軽にお問い合わせください。