住宅ローン審査でのブラック、ホワイト、スーパーホワイト問題について解説。クレカ1枚も持たない人はローンに落ちる理由。

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住宅ローン審査でのブラック、ホワイト、スーパーホワイト問題について解説。クレカ1枚も持たない人はローンに落ちる理由。

  • 2019年/12月/16日
  • 2019年/12月/16日
この記事は次のような人に向いています: 過去にブラックだった人・現金主義の人・クレジットカードを持っていない人

住宅ローン審査で言うところのブラック=異動

ブラック扱いは”過去に61日以上の滞納をした人”です。(または3か月以上の延滞を言います) ブラック=”異動あり”と言われて、住宅ローンは否決となります。 ※主に携帯電話の本体代金・クレジットカードの使用料・自動車ローン等の滞納をチェックします。 あとは自己破産・個人再生・延滞の末になってしまう強制解約などをした人のこと。 自己破産・個人再生以外は5年間ブラック扱い。 自己破産・個人再生は少なくとも10年間ブラック扱いとなります。 [say name="みみ" img="https://55smile.biz/wp-content/uploads/2019/08/5a832922bb7d603e273a02b39194f9d4.jpg" from="right"]うちのブログを見てくれている読者さんなら、ここまでは知っているかもにゃ。[/say] [card2 id="3438"]

住宅ローン審査で言うところのホワイトとは

1度”ブラック扱い”=”異動アリ”となった方が、5~10年の時を経て信用情報の”キレイな人”になったらホワイトと呼ばれるようになる。 ブラック扱いとなった方は原因は様々ありますが、基本的に金融機関等の信頼が無くなります。 クレジットカード会社はクレカの有効期限が来ると、「この人は今後もクレカを使ってもらって問題ないかな?」とあらためて審査をします。 ブラック扱いの方はここでクレカの更新審査に落ちますので、クレカを使えなくなります。 またはクレカ自体の延滞を続けたことにより強制解約になっていることも。 もちろん、新たにクレジットカードを作ることも審査に落ちやすくなるのでクレカを所持するのは困難となるでしょう。 それによってクレジットカードの利用歴(=クレジットヒストリー)がまっさらの状態になります。これがホワイトの特徴です。 それはそうです、強制的にクレカを使えなくなっていますので・・・ こういう方がブラック扱いの消える5年を過ぎたあたりに住宅ローンの審査に申込みすることがあります。 これを”漂白された人”=”ホワイト”(もともと黒だったものが白くなったから)と言います。

住宅ローン審査で言うところのスーパーホワイトとは

信用情報が全くデータに存在しない人→スーパーホワイトと呼ばれています。 クレジットカードを一度も作ったことがない&ローン利用もない人がこれに該当します。 極端な現金主義者の方や社会人なりたての方が当てはまりそうですね。 こういう方は特に過去に金融事故(長期の未払いとか)を起こしていませんのでホワイトと区別して呼ばれます。 ※ちなみに、割と銀行の人によってホワイトとスーパーホワイトの定義にブレがあります。

ホワイトとスーパーホワイトの区別がつかない→審査で不利に

[say name="すばる" img="https://55smile.biz/wp-content/uploads/2019/08/70e183cf13277317cb6ad93b719b92ed-e1567387288921.jpg"]ねえ、結局なにが問題になるの?[/say] ホワイトとスーパーホワイトが審査する立場の銀行や保証会社から見て”区別の付かない”ことによって問題が起きます。 銀行や保証会社の気持ちを考えましょう。 「ブラックだった人も5年経てば審査は可能。でもそれは建前で、過去にブラック歴がある人と分かれば”やんわりと”お断りしたい」 こんな感じです。 つまりホワイト(=黒かったけど漂白された人)の方を審査で否決しようという隠れた本音があるんでしょう。 逆にスーパーホワイト(ずっと真っ白だった人)の人は”あらぬ疑い”的なものを銀行に持たれることになります。 それも納得、ホワイトもスーパーホワイトも信用情報が真っ白で見分けがつかないんですもの。 銀行や保証会社の審査担当者はネガティブ要素を見つけると、基本的にネガティブな考えになります。 場合によっては問題なくローン承認が出るようなスーパーホワイトの人が”否決”されてしまうという現象が発生します。 これはスーパーホワイトの人をホワイトと邪推したことによるものだと思われます。 ホワイトの方は少なくとも5年という歳月を要して漂白されるため、20代後半~30歳以上の方が最年少ゾーンです。 よってこれ以降の年齢層の方はホワイトかスーパーホワイトか区別が特につきません! 20代前半くらいの人まではギリギリ、元ブラックを疑われることはなさそうですね。 [say name="みみ" img="https://55smile.biz/wp-content/uploads/2019/08/5a832922bb7d603e273a02b39194f9d4.jpg" from="right"]30歳前後の人で”一枚もクレジットカードを持ってないよ”という人は稀だと思うにゃ。だから結構悩むんだろうね銀行も。[/say]

対策とまとめ

今回は”住宅ローン審査でのブラック、ホワイト、スーパーホワイト問題について解説します。”というテーマで解説しました。 対策を以下にお伝えします。

ホワイトの方の審査に通るための対策

ホワイトの方は「過去にブラックでしたか?」と銀行から聞かれることはないです。 ブラックかどうかの履歴は抹消されており、誰もわからなくなっているはずだからです。 オススメなのは頃合いを見てクレジットカードをあらためて作り、クレジットカード利用歴(=クレジットヒストリー)を充実させる期間を用いること。 ちゃんとお金を払っていけば勝手にその支払いが実績となり、信用となっていきます。 そうしてはじめて、住宅ローンを申し込めば通る可能性は上がるでしょう。 できれば、過去2年間の支払い実績が確認できるようになるまで待つと万全と思われます。 ※信用情報には過去2年間の具体的な支払い実績が載るため あとは半官半民のフラット35など、信用情報に色眼鏡をかけずに対応してくれる傾向にあるところであれば、早い段階で申し込みができる可能性があります。

スーパーホワイトの方の審査に通るための対策

あらかじめローン申込みをする金融機関に自分が現金主義者であることを伝えることです。 実際の預金通帳の写し等を提出するなり、それを確認してもらうことによって疑いが晴れるケースもあります。 メインバンクで申込みをすれば信頼度も上がっているでしょうから、メインバンクにて審査を受けるのもOKでしょう。 どちらにせよ信用情報の自己開示(=自分の信用情報をチェックすること)は安易にしないでください。 なんかとても怪しくみえます。 私が審査担当者なら、黒と仮定して落とす理由を探すでしょう。 ここら辺は金融機関でも考えが異なります。 審査担当者の融資姿勢にもよるので、難しいところです。 フラット35は少なくとも信用情報の自己開示で悪影響はありません。
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