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この記事は次のような人に向いています: 個人信用情報(=個信、こしん)に不安がある方、支払い遅れの経験がある方
すばる
参考記事:個人信用情報が5分でわかる。住宅ローンと異動(ブラック)の関係は?
参考記事:住宅ローンの審査が全部わかる。20の重要審査ポイント解説
個人信用情報を使って銀行はここをチェックする
個人信用情報=クレジットカード利用状況、ローン契約状況、スマートフォン等の携帯電話の分割支払い状況等を過去2年間にわたって確認できるデータのこと。
契約内容も5年以内のものは確認できるため、何を買っているかも銀行には見られてしまう。
美容整形で脱毛のためのローンだってわかるかも。
クレジットカード作成やスマートフォンの分割支払いをしていない人は稀ですから、社会人ならほとんどの人が信用情報に登録されていると言えるでしょう。
支払い日にお金を払わないで”61日以上の滞納”(=3か月以上の延滞)をすると、異動といって事実上のブラックリスト扱いをされてしまうのでしたね。
ここで問題となるのは、異動=ブラック扱いとなってしまった場合と、それ未満の状態についてです。
つまり”61日未満の延滞歴”であれば、住宅ローンは通るのかということが気になります。
個信のキズにも3つのパターンがある
- ケース1:延滞はあるものの、61日以上の滞納はない人。
- ケース2:61日以上の滞納をした人
- ケース3:自己破産・個人再生・任意整理・代位弁済・強制解約があった人
結論から言いますと、ケース1は審査場、不利になることは間違いないのですが住宅ローンに通る可能性が十分にあります。(挽回できる)
ケース2は異動あり=ブラック扱いですから、延滞をまず解消してお金をしっかり返すことが必要です。そこから5年間が経過するまでは、住宅ローンは借りられません。(否決になる)
逆に延滞解消から5年間が経てば、住宅ローンを借りられる準備は整います。チャレンジ可能です。
ケース3は自己破産・個人再生については破産または再生手続き開始決定の日から10年経過するまでは住宅ローンは借りられません。(否決)
逆に10年経てば、住宅ローンを借りられる準備は整います。チャレンジ可能です。
ケース2とケース3については、5~10年間の間、クレジットカードでの支払いやローンを組むこと自体も困難なことから、結果的に個人信用情報が何もなくなります。
これは住宅ローン審査において、銀行に警戒感を与えます。
「過去に金融事故を起こしているのではないか」と。
よって、その後も工夫をしないと住宅ローンに苦戦する可能性が高いと考えられます。
こちらがその対策です↓
まずクレジットカードを作る→一括払いのみで支払いをする→信用情報のキレイな履歴が出来上がる→5~10年経過→住宅ローンに挑戦
このような手順を踏む必要があります。
参考記事:住宅ローン審査でのブラック、ホワイト、スーパーホワイト問題について解説。クレカ1枚も持たない人はローンに落ちる理由。
今回はケース1の場合を深掘り解説します。
プロの視点:延滞とは何か
お客さんによっては、延滞ということを間違って解釈していたりすることもありますので言葉の意味には注意が必要です。
”督促状に記された新しい返済期日”を見て「この日までに支払えばセーフ」と思っている方もいますが、これはダメです。延滞・滞納と言います。
当初に定めた引き落とし日(=支払い日)を過ぎてしまったら、それは延滞ですので気をつけてくださいね。
個人信用情報を扱う3機関のデータ保有期間のリンク:CIC KSC(全銀協) JICC(日本信用情報機構)
個信にキズのある人でも通る可能性がある金融機関はある
結論から言いますと、ケース1のように過去2年以内に延滞が3~4回程度あるだけであれば、住宅ローンを組むことはできます。
※人によってはもっと延滞してても審査通過します。年収・年齢など総合的に見られているからです。
ただし、個人信用情報にキズがあると見られてしまうことは事実であるため、個信に厳しい金融機関は避けなければなりません。
確実に落とされてしまうからです。
個信に厳しいのはどこかと言うと、金利が低い銀行です。
金利が良ければ良いほど、基本的に審査難易度は上がります。
高校受験も同じように、偏差値が高いほどテストは難しかったはずです。
つまりネット系銀行、都市銀行等は個信のチェックが厳しいため、避けるべきですね。
※「私は金利の低いネット銀行じゃないと絶対に嫌だ!」という方がいたら、延滞した月から最低2年を過ぎてチャレンジしてください。
その頃には履歴がキレイになっているはずですが、例外もあります。
自分で信用情報もチェックしてみましょう。カンタンです。
参考記事:信用情報を自分で開示するのは5分で出来る!確認にCICがオススメな理由。
第1候補はフラット35、第2候補は信用金庫、労働金庫、農協、第二地方銀行となります。
ここで更に質問です。
”消費者金融(サラ金)で過去に借入れをしていますか?していた場合、解約をしてから5年未満ですか?”
「はい」→フラット35が最有力候補となります。事実上一択です。
返済遅れあり+消費者金融の利用歴は銀行に極端に不利となるため、影響の少ないフラット35を最優先とします。
みみ
「いいえ」なら、次の質問です。
”現在、ローン・リボ払い・キャッシング枠を利用中ですか?”
「はい」→徹底的に借入状況を確認、リスト化して返済比率とすり合わせを行います。
返済比率がオーバーしては住宅ローンで希望の家は買えませんので重要です。
返済比率の点をクリアすることを前提に、借入先を決めます。
参考記事:住宅ローンを借りる前に、返済比率(=返済負担率)と審査金利を知っておくべき理由を解説。
参考記事:住宅ローンと自動車ローン(マイカーローン)を合法的にまとめる唯一の方法。
参考記事:住宅ローンとカードローン・キャッシングを合法的にまとめ借りする唯一の方法。
「いいえ」→年収・年齢・勤務先等を考慮に入れつつ、ベストな借入先を選びましょう。
こんな感じですね!
みみ
その場合も、下記の記事を参考にして審査の順番は強く意識してください。誤ると痛い目を見ます。
参考記事:最初の住宅ローンは審査OKをもらえそうな銀行へ出すのがベストで本命はその後!その理由を解説。
まとめ
今回は”住宅ローン審査に落ちる原因。過去の滞納・延滞を解説します。”というテーマで話しました。
延滞も1~2回程度の軽微なものであればほぼ支障なく行ける場合もあれば、そうでないパターンもあります。
どちらにせよ、他にも不利な点(返済比率ギリギリの借り過ぎなど)があれば総合的に判断をされますので、更に審査は厳しくなります。
延滞しか不利になる要素がないのであれば、すんなり行く銀行は増えるでしょうね。
小森谷
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