新築一戸建ての売主パワービルダー(ハウスメーカー)一覧。建売住宅を買うなら必読。

柴犬 わらう

この記事は次のような人に向いています: 新築一戸建てを検討中の人・新築一戸建ての王様であるパワービルダーについて知りたい人・気になる分譲住宅を建てた会社がどこか知りたい人

すばる

ねえ、今回の記事ってどんな趣旨なの?
気に入った建売住宅を見つけたとき、営業マンが売主名を教えてくれない場合があるにゃ。でも、お客さんはどんな会社が建てているか絶対知りたいでしょ?ホームページ見て構造とか保証とかチェックしたいのにゃ。

みみ

新築一戸建ての売り主を知るメリット

建築会社・売主がわかればホームページにいってみたり、ネット上の評判を見てその会社のことを調べることができる。

ホームページを見れば建物と地盤の保証はどうなってる?建物はどう作ってる?建物の検査は何回している?などが分かります。

ついでに、不動産会社の営業マンの発言が信頼できるものかどうかもわかるんです。

ネット上の評判は正直なところ、酷評の方が多いのが常です。

何の問題もなく住んでいる人はわざわざ書きこまず、不満がある人の方が書き込みするからです。会社が大きいほど、人目に付きやすくアンチも増える傾向にあります。

ごく一部の事例が紹介されているにも関わらず、単に不安を煽り立てるような低俗なものも多いです。

が、同じトラブル例でも「これは許容できるな」「これは我慢できない」と判断基準がわかれます。

「こういうこともあるのだな」と事前に知っているのと知っていないのとでは、実際に予期せぬトラブルがあった時にも対処はしやすいでしょう。

良い部分だけでなく、悪い部分も十分に知った上で家を買える=後悔が少ない!

これは経験上、間違いありません。

お客さんがどんな会社の物件を買うのかをちゃんと理解することは、後悔するリスクを減らす効果があると私は痛感しました。

小森谷

評判を確認するのに最も有用なのは、その会社で実際に家を買った人の体験ブログです。探せば結構ありますし、リアルな感想が聞けてかなり参考になります。オススメしないのは掲示板や知恵袋など。不特定多数が好きに書けるので、購入していない人の意見も混在しているため信ぴょう性に欠けています。個人でブログ運営している人の記事を見つけたら、じっくりチェックしましょう。「会社名+ブログ」等で検索してみましょう!

不動産会社はなぜ建築をした会社・売主を教えてくれないの?

売主を教えてしまうと、一部のお客さんが直接売主のところへ行って契約してしまうからでしょうね。

お客さんは売主さんと直接取引をすると仲介手数料(物件価格の約3%+消費税)を浮かせることが出来ます。

しかしこの場合、不動産会社はただ働きになってしまいます。

この状況を恐れて、不動産会社は新築一戸建ての売り主を伝えない場合があるのだと考えています。

既に不動産会社から親身に多くの販売物件を自動車に乗せてもらって案内してもらい、住宅ローンもお世話になっている場合ではお客さんの方にも人としての良心的側面でこの行動には問題があるかも・・・

ちなみに、何か不満があって不動産会社を変更するのは、ちゃんとお断りの連絡をすれば問題になることは少ないです。

素直に伝える場合でも、売主さんに「こういう方が来たらうちのお客さんなので、直接契約はしないでくださいね」と圧をかける場合もあります。

そもそも、大半の建売住宅を得意とする会社(=パワービルダー)は直接販売をしていない

ただ、これには別の問題があり・・・

そもそも新築一戸建てを大量供給しているパワービルダーは直接お客さんと契約をしないところが多いです。

後述するオリエンタル・ホームのようにわざわざ「直接取引はしていません」とホームページにも明記してある会社もあります。

だからこそ建築した会社名(=売主の名前)を間取り図等に表示せず、代わりに住宅の商品ブランド名を明記しているに抑えているのです。

その結果、お客さんが家を買う直前まで売り主会社の名前さえわからないという状況が起きてしまっているんですね。

すばる

不動産会社とかの事情は分かったけど、家の契約直前まで家を建てた会社の名前すら知らないってダメじゃない?
好ましくないよにゃ。

みみ

パワービルダーは建築に特化した会社で販売営業マンを極力置かないことで人件費を削減しています。

要は町の不動産屋さんにお客さんを探してもらっているのですね。

そういう会社に「直接取引したいよ」と伝えると、断られるだけか現地販売を委託している地場の不動産会社か同じグループの不動産仲介会社から連絡させますのでという流れになります。

この場合、仲介業者が担当しますので、仲介手数料はかかります。

売主と同じグループであっても、仲介手数料はかかります。

仲介手数料について、わざわざ”無料です”と書いていない限り、かかると思ってOKです。

直接販売を行っている会社の見極め方:不動産総合サイトに売主が直接集客のための広告を出している場合は買えます。

注意点:同じグループの不動産仲介会社でも買えますが、仲介手数料はかかるのが基本です。(不動産仲介業者にとって一番メインの収入源なのだから、当たり前の話です)

ちなみに、マンションでも中古住宅でも”売主”となっていれば、仲介手数料はかかりません。

仲介 売主 取引態様のちがい

”仲介”と”売主”を取引態様でチェックして、確認してみよう!

プロの視点:節約を目指すのなら、総合的に判断して不動産会社を選ぼう!

お客さんが支払うお金の中で特に高額なものをご存知でしょうか?

・不動産仲介手数料 3,000万円の物件で約100万円

・価格交渉 ダメ元だが、成功したときは最大で100万円前後浮く

・住宅ローン代行手数料 高くて20万円前後

・住宅ローンの利息 3,000万円35年ローンで金利1%の場合560万円ほど

・住宅ローンの融資手数料又は保証料 3,000万円ローンなら60万円~180万円(審査結果によります)

住宅ローンの攻略が費用削減の肝になっていることも忘れないようにしましょう~

新築一戸建てを作っている主な会社一覧とブランド名

主な全国規模のパワービルダーの一覧と代表的な住宅商品ブランド名

※各社のホームページへリンクしています。

飯田グループホールディングス

飯田グループホールディングス

一建設(はじめけんせつ):リーブルガーデン

飯田産業:ハートフルタウン

東栄住宅:ブルーミングガーデン

アーネストワン:クレイドルガーデン

タクトホーム:グラファーレ

アイディホーム:リナージュ

オリエンタル・ホーム:ハーモニータウン

オープンハウスグループ

ホーク・ワン:ミラスモ

ケイアイグループ

ケイアイスター不動産:ケイアイフィット

その他の建売住宅を作る有名な会社

三栄建築設計(東証1部上場企業):メルディアシリーズ

ファースト住建(東証1部上場企業):ファーストタウン

アイダ設計:ブラーボスタンダード

等があります。

すばる

会社概要を見てみると売上も建築棟数も凄いなあ~。上場企業ばっかりだ。
実際に不動産屋さんから「販売図面」という間取りと地図の載っている図面を見せてもらえると、左上の方に商品ブランド名が書いてあるから、それを検索すると建築した会社が分かるのにゃ。飯田グループの物件なら分譲住宅総合サイトの”すまいーだ”で確認もできるからラクチンよ。

みみ

まとめ

今回は”新築一戸建ての売主パワービルダー(ハウスメーカー)一覧。建売住宅を買うなら必読。”というテーマで解説しました。

スーモやアットホーム、ホームズでは新築一戸建てを作っている会社の名前が直接わからない物件が多々あります。

それには上記のような背景があって、不動産会社は知っているけどあえてお客さんに教えていないというのが現状です。

でも、購入申込書を書くまで教えてくれないのでは困りますよね?

なので今回の記事を参考に確認してみましょう。

買おうとしている会社の情報を事前に調べてみましょう。

小森谷

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