団信でガン特約・三大疾病をつけた場合のベストな生命保険の解約タイミングとは

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団信でガン特約・三大疾病をつけた場合のベストな生命保険の解約タイミングとは

  • 2020年/2月/22日
  • 2020年/2月/22日

団体信用生命保険に加入すると既存の生命保険を解約したくなる問題

団信(特約)の保障内容が手厚い

団体信用生命保険の人気特約に”ガン特約”と”三大疾病”があります。 三大疾病=がん(悪性新生物)、急性心筋梗塞、脳卒中の3つをカバーするものです。 [say name="小森谷" img="https://55smile.biz/wp-content/uploads/2019/08/a9f357c06210fb5db7f2cfbf6762d5ec-e1567231372381.jpg"]ガンについてですが、人生で自分がどれくらいの確率でガンになるかご存知でしょうか?[/say]

5)がんに罹患する確率~累積罹患リスク(2014年全国推計値データに基づく) 累積罹患リスクとは…ある年齢までにある病気に罹患する(その病気と診断される)おおよその確率 生涯でがんに罹患する確率は、男性62%(2人に1人)、女性47%(2人に1人)。

出典:国立がん研究センター がん情報サービス 最新がん統計
国立がん研究センターによると1人の人間が、がんになる確率は男性62%・女性で47%にもなります。 三大疾病特約に加入していれば”所定のガンと診断確定された”場合、住宅ローン残高が0円になる商品があります。
住宅ローン残高が3,000万円残っていても、診断確定後は支払いする必要がなくなるので、がん治療にも専念できます。 三大疾病特約の明らかに目玉となっているのがガンの保障部分です。 残りの脳卒中・急性心筋梗塞は住宅ローンがチャラになるには色々と乗り越えなければならない条件があり、病気になったからといってほぼ必ず使えるというものではありません。

がん特約・三大疾病特約をつける人はがん保険を辞めて良いか

ガン保険に加入している人は住宅ローンにて三大疾病特約を組むとき、保険を辞めるべきなのでしょうか? 考えてみましょう。

ガンになったときの診断給付金・通院・入院・手術金

これについては2つの考え方があります。 がん保険に入らなくても、健康保険があるから問題ない。 がん保険でお金を掛け捨てするくらいなら、お金を貯めて病気に備えれば良い。 もう1つが がんになれば、治療にお金がかかるだけでなく、仕事をしながら生活することが出来るかは分からない。 休みがちになれば生活費が苦しくなる。 がん保険は生活費の足しにもなるから入っておきたい。
ガンの給付金が余ったら生活費に回すことも可能です。

がんと仕事の関係も考えておきたい

がんになっても仕事をしていく人はかなり多いんです。 以下のようなデータもあります。
がんと診断時の仕事に関する思い がんと診断されたときに、仕事に関してどう思ったかに関して、ほぼ半数の人が「仕事をこれまで通り続けたい」(1022名:54.4%)をあげ、第2位の「以前よりペースや業務量を落として仕事を続けたい」(411名:21.9%)とあわせると、2/3の人が何らかの調整をしながらも仕事を続けたいと思っていた。 出典:静岡がんセンター 2013年 がんと向き合った4,054人の声(がん体験者の悩みや負担等に関する実態調査 報告書) 70ページ
そして、実際に仕事をする人は多くいます。 あなたはどうでしょうか。 [say name="みみ" img="https://55smile.biz/wp-content/uploads/2019/08/5a832922bb7d603e273a02b39194f9d4.jpg"]すばる、君はどうだい?[/say] [say name="すばる" img="https://55smile.biz/wp-content/uploads/2019/08/70e183cf13277317cb6ad93b719b92ed-e1567387288921.jpg" from="right"]うーん、今のガン保険やめちゃっても良い気がするんだよなー。[/say]

がん特約には90日の待機期間あり

これは広く一般的なルールで、がん特約に加入しても90日間は保障されません。
基本的に融資実行日=家の引渡しを受けた日です。
団体信用生命保険に加入したことになるのは融資が実行された日からです。 ガン特約90日待機ルールを無視して、既存のガン保険を解約してしまえば、一切ガンの保障がなくなる期間が生まれます。 万一の備えなので、この時期は解約しないでくださいね。 家の引渡しを受けてから91日目以降にがん保険は解約した方が良いでしょう。
<悪性新生物(がん)の場合> お借入日から起算して90日を経過した日の翌日以降に悪性新生物(がん)に罹患したと医師に診断確定された場合に特約保険金が支払われます。ただし、上皮内がん、および皮膚の悪性黒色腫以外の皮膚がんは除きます。 【特約保険金が支払われない場合の例】 1.お借入日より前に悪性新生物(がん)に罹患したと診断確定されていた場合 2.お借入日から90日以内に悪性新生物(がん)に罹患したと診断確定された場合 3.お借入日から90日を経過した日の翌日以降に悪性新生物(がん)に罹患したと医師に診断確定されたが、その悪性新生物(がん)が、お借入日から90日以内に診断確定された悪性新生物(がん)の再発・転移等と認められた場合 出典:埼玉りそな銀行 団信革命(特定状態保障特約付住宅ローン)
がん特約・がん保険にはこのように90日という言葉がたくさん出てきます。

ベストなタイミングは融資実行日から91日目

91日目以降は、ガン特約が発動し始めますので、既存のがん保険とダブル保障となっていきます。 保障が重複しますので、辞めるならこのタイミングです。

まとめ

今回は”団信でガン特約・三大疾病をつけた場合のベストな生命保険の解約タイミングとは”というテーマで解説しました。 細かいことかもしれませんが、こういう小さな差が大きな差となるから書いているわけなんですね。 保険会社にいた時に、ガン特約の90日待機ルールを無視した保険営業マンのお客さんが待機ルール中にガンと診断されて亡くなったということがあります。 その重みを知ればこそ。
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