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みみ
小森谷
おじ視点です。
これは私のおじから直接聞いたノンフィクション記事です。
登場人物はすべて仮名です。
生保レディや保険業界の方を貶める意図があるものではありません。
ラストの部分は間違いなく事実です。
実際に起きたことなので、こういう被害に合わないよう、ご注意ください。
職場に突如として現れた生保レディ
お昼になると、どこからともなくスーツを来た女性・・・というかおばちゃんがぞろぞろやってくる。
おばちゃんはあっという間に三人一組(スリーマンセル)の布陣を敷いた。
生保レディ「あらー、佐藤さんじゃないの。良いお話を持ってきたわよ~」
やばい、また来たのか!!
そう、彼女たちこそ生保レディ、別名おばちゃん軍団である。
ここんところ、毎日来ている。
おいおい、ご飯もゆっくり食べられないぞ・・・
分厚い説明サッシみたいなのを抱えているのを見ると、保険の新商品か何かの売り込みに違いない。
目が血走っている。
うざいから話しかけるなと言った同僚に対しての反応
おばちゃんB「アハハ!そんなこと言わないでよ~。あなたの事、本当に心配してるんだから冷たくしないでぇ~」
おばちゃん生保レディは一体どこからやってきたのか
おばちゃん生保レディがうろつきまわり混乱を極める社内。
その中でおばちゃん達がどうやってここをうろつくようになったかぼんやりと考えていた・・・
本社→セキュリティがしっかりしており、出入りには社員専用のカードが要る。→おばちゃん突破不可
支社→セキュリティが弱く、警備員等もビル内にいるのだが攻撃力の高いおばちゃんにとっては突破可能。
そう、ここは支社だからおばちゃんの格好のターゲットになったのだ。
かつては本社でも”会社同士で提携して生命保険の営業許可を貰っているから”ということを口実に、出入りを頻繫にしていたようだが、おばちゃん達はセキュリティの前にひれ伏した。
しかし、そんなことで諦めるわけにはいかないのだろう。
変わってうちの支社に攻略目標を定めたのだ。
昨日は、同僚の松野がコンビニに行くときにおばちゃんが松野にぴったり付きまとい、そのまま職場にやってきた。
職場を荒らしまわる生保レディ。ついに被害者が・・・
200X 年X月X日
中島がやられた。(=契約した)
結婚したばかりのあいつは、おばちゃん軍団にとって最高のターゲットだったんだろう。
しかし、どこであいつが結婚したことを聞きつけた?どこかにユダ(裏切り者)がいるのか?
中島は1週間前、おばちゃんAに「奥さんと一緒に食べて」とケーキとかちょっと高そうなお菓子を貰っていた。
いわゆるプレゼント攻撃だ。
おばちゃんAは中島にまとわりつき、「奥さんも保険入ればきっと安心するわ~」としきりに言っていた。
そのしつこさ、うざさ、圧に屈したのだろう。
中島はおばちゃんが持ってきた保険プランをついに契約した。
おばちゃんと仲良く契約する元気なおじの姿が!!
私や周りの同僚が白旗をあげたのは、中島敗北からさほど時間がかからなかった。
うん、確かに私には妻子がいるし、約束したのは貯蓄が目的の学資保険だ。
元本割れギリギリだが、一応保険もついているし、入ろう。
なにより、契約すればおばちゃん達ともおさらばできる。
もう良いんだ、これで。
こうしておじとその他大勢の同僚(20人程度いたという)は生保おばちゃんの軍門に下ったのであった。
おばちゃん達はたいそう嬉しそうだったという。
ここまではよく聞くお話で済んだのだ。
憩いの昼休みを奪われたりするのは心情的には大問題だが、昼休みの間と退社後のみ接点を取るなど一応ルールを持っていたと思われる。
本当に嫌なら、私も突っぱねて追い出せば良かったのだ—————と後日おじは語った。
余談だが私の祖父は生保レディに
「孫が生まれたのに保険に入れてやる金もないのかっ!!」
と罵倒されたことさえある。
その生保レディは成績的には極めて優秀だったが人間的に問題があったようにしか思えない。
小森谷
事件はそれから10年後のことだった。
学資保険が掛け捨ての保険に勝手に切り替わっていることが発覚する
私は私立高校に入った息子のために、学資保険を入れていたことをある日思い出したのだった。
果たしていくらお金が貯まったのか、大学の学費の充てにできるかを確認したくなった。
新人が入ったり異動があると、おばちゃんAはやってくる。
しかし、私は転勤でおばちゃんAが出没した職場を離れていた。
そろそろシーズンだからおばちゃんAはやってくるはずだなあ、と思った。
あ、嫁に聞けば良いのだ。
毎年生命保険会社から保険内容の通知や生命保険料控除の知らせが来ているはずだ。
それを確認しよう。
妻「はい、これだと思います。」
差し出された××××生命の通知を見て私は驚愕した。
商品名が学資保険じゃなくて、死亡保険になっている?
こんなのは入った覚えがない・・・。
どういうことか、一体なんのことだかわからなかった。
とりあえず、今度保険に詳しい甥っ子に聞いてみよう。
おじは生保おばちゃんに勝手に契約を変えられていた
小森谷
というわけで、私はおばちゃんに騙されたことが発覚した。
なぜ自署もしていないのに、保険が勝手に切り替わっていたのか。
甥っ子は「カンタンに言うと金目当てで勝手に変えた」のだという。
おばちゃんを問い詰めたが、もうお金は戻ってこないという。
「(収益性の高い掛け捨て生保を)お願いだから辞めないで」
とまで言ってきた。
※生保は契約後、数年間にわたって報酬を分割払いされるのでまだ辞めてほしくないのです。
いやいや、学資保険なら辞めないけど勝手に掛け捨てにされて解約しても1円さえ戻ってこない保険にしたのはおばちゃん、あんただろう。
恥知らずとはこの人のためにある言葉ではないのか。
そして同僚も同じ被害に合っていたことが発覚した。
※転勤が多い会社により、当時の仲間が散らばっていたためおばちゃんの不法行為が情報共有できずに発覚が遅れたようです。
みみ
金に目がくらんだんだね。
まとめ
今回は”【消えた】最低最悪の生保レディに親戚が騙された話【学資保険】”というテーマでした。
こういうのは犯罪ですから、絶対にやめましょうね。
ちなみに、保険会社の代理店にそのおばちゃんは保険外交員として在籍をしていたらしいです。
保険外交員=個人事業主の立場だったようで、保険会社の代理店に被害を訴えても
「おばちゃんに言ってください」
で終わりだったようです。
小森谷
誠実で一生懸命働いている生保レディの方も沢山いらっしゃると思いますが、おじは最悪の担当者に当たってしまったのが残念です。
保険会社からのお便りを早期に察知していればここまで大きな被害にならなかったのに・・・
事件発覚からはもう数年経って、ケロッとしているのがおじ貴の魅力ですね。
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