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この記事は次のような人に向いています: キャッシングかリボ払いを利用している人(=利用していた人)
みみ
銀行はキャッシングについてどう思っている?
住宅ローンの審査においてはキャッシング=カードローンという認識でOKです。
さらに重要な点!
住宅ローンの審査で問題となるキャッシングとは、一括払いではなくリボ払いでのお話です。
この2点を抑えておきましょう。
みみ
すばる
銀行は審査上、キャッシング(=カードローン)を利用中の人をどう評価しているのでしょうか?
キャッシング(=カードローン)を使う人→基本的に生活するお金が無いから借りる。
という判断をしていると思われます。
普通に考えたら、貯金があればキャッシングをしません。
高い利息を払ってまでお金を借りる必要がないからです。
ということは、「この人は貯金をちゃんとできる人じゃないな~住宅ローン返済できるのか?」って感じになり厳しめのマイナス評価が付きます。
質問「じゃあ住宅ローンは借りられないの?」
→借りられる可能性はあります。
なぜかというと、程度の問題だからです。
「この人は頻繫に借りているな。そんなに生活が苦しいのかな」
という評価の人は厳しい評価になりそうです。
「この人は2年前に1度だけキャッシング利用しているな。どんな理由で使ったのかな」
こういう人は銀行からキャッシング理由を聞かれるかもしれません。
納得できる理由が用意できれば、さしてマイナス評価にならないかもしれません。
住宅ローンは総合的な判断で審査可否が決まります。
特に言い逃れできない厳しいパターンは何かというと
”2社以上からキャッシングしている人”
→銀行「ん?そんなに生活が苦しいのはなんでだろう。家を買う状況ではないんじゃ・・・」
”ここ最近キャッシング(=カードローン)を利用したばかりの人”
→銀行「借りたばかりの借金があるのに、家を買うのはちょっと・・・」
というのが審査側の気持ちです。
この場合は全て完済してからのローン申込みをするなど、ある程度準備が必要です。
プロの視点:消費者金融じゃなくて銀行のカードローンで借りて!!
キャッシングと言っても一言では片付きません。
銀行から見て消費者金融のキャッシングと銀行のカードローンではマイナス評価のレベルが違う場合があります。
マイナス評価の点では
消費者金融キャッシング>>銀行カードローン
となっているんですね。
銀行カードローンの方が利用審査が厳しめで、利率が安いことも関係していると思われます。
小森谷
では消費者金融で借りてしまっている人はもう住宅ローン審査がムリなのか?
と言うと、まだ可能性があります。
公的性格の強い金融機関が狙い目となります。
ずばり、フラット35。
銀行はクレカの分割払い(≒リボ払い)についてどう思っている?
クレジットカードの分割払いやリボ払いは便利な機能です。
住宅ローンの審査上は、分割払いもリボ払いも差はないと思われます。
なのでどっちを利用しても同じです。
銀行は住宅ローン審査において、クレジットカードのリボ払いをどう評価しているのでしょうか?
キャッシング(=カードローン)との違いを考えてみましょう。
キャッシング(=カードローン)→お金を借りる。用途は自由なので、生活資金にも急な支払いにも対応できる。
クレカのリボ払い→基本的に買い物するのに使用。何か物を買うのが目的。
キャッシングは用途自由な借金とも言えそう。
クレカのリボ払いは買い物用のサービス機能とも言えそう。
なんとなくお気付きかと思いますが
”生活費が切迫して借りやすいキャッシング(=カードローン)の方が厳しい判断”
となるんです。
クレカのリボ払いは、そこまでマイナス評価になりません。
とはいえ、返済比率を圧迫しますから毎月の支払いボリュームが大きいと目当ての物件価格に借入可能額が届かないケースがあるのに注意です。
それとリボ払いの件数が多いのは好ましくありません。
住宅ローンの返済比率って?計算方法をわかりやすく解説【審査の核心】みみ
小森谷
過去の利用歴があると影響するのか?
過去の利用歴は気にせずOKです!
と言いたいところですが
”消費者金融の利用歴あり”だけはマイナス評価です。
あとは金融事故歴・異動(=ブラックリスト入り)があれば話は別。
一発アウトになってしまいます。
過去の使い方がキレイであれば、銀行は「ちゃんと返済できているね。」と見てくれるはずです。
ちゃんとお金を返済している履歴のある人は、時に信用を増します。
過去に借りてしっかり返済した人→過去にキャッシングやリボ払いをしていても気にすることはない。
まとめ
今回は”住宅ローン審査でキャッシングとクレカのリボ払い、どっちが厳しくみられる?”というテーマで解説しました。
厳しく見られるのはキャッシング>>クレカのリボ払い。
特にキャッシング(=カードローン)を頻繫に使っている人や複数の借入先がある方はマイナス評価が強くなります。
銀行はお金をいつ借りてるのか、支払いはできているのかを個人信用情報の取得によってチェックができます。
借りるなら消費者金融ではなく銀行系カードローンにするのが良いというのも忘れてはいけませんね。
下記よりLINEでお気軽にお問い合わせください。